期間固定の預金は意味ない?この事実を確認

期間固定の預金は意味ないの?そう思うときはこの事実を確認しよう!

余ったお金があるなら銀行へ貯金、ある程度まとまった貯金ができたら定期預金。このような形を勧められたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。わずかではあっても利子が発生する貯金や、少しは利率の高い定期預金も、使わないよりはいいですよね。

しかし、定期預金でどれだけの利子が得られるのかは疑問の残るところです。実際に、満期が来たと思って嬉々として受け取ってみると、「何年も預けていたのにこれだけ!?」と内心ガッカリきたことのある方も多いのではないでしょうか(笑)。メガバンクであっても定期預金の利率は小数点以下が常識です。何年預けていても、よほどの大金でない限りはお小遣いにもならないような利子額であることがほとんどです。

定期預金はお得というイメージに必ずしもそぐわないこの現実を前に、「定期預金って意味ないんじゃないの?」と、ちょっとだけ思ってしまうのも無理はありません。定期預金に対してちょっと素直に向き合えなくなったとき、確認しておきたい事実があります。そうすれば、多少はその利率にも納得できるようになるでしょう。

預金で得られるリターンには、他のものにはあまりない大きなメリットがあります。それは「積極的な投資活動を取らなくても、リターンが得られること」です。その他の投資活動に比べれば、もはや比べようもないほどに微々たるものではありますが、ちゃんと預金によって利子というリターンが得られます。これを得るためにすることといえば、単に金融機関にお金を預けるという手続きだけで済みます。この手続きすらたいした手間ではありません。大きな手間が無いに等しいこれらの手続きによって、何もせずとも確実にリターンが得られるというのが預金のメリットです。

定期預金のメリットとは、このような預金のメリットを単純に強化したものだと思っておけばよいでしょう。普通預金と違い、一定期間は資金を動かすことができなくなりますが、その見返りとして普通預金より高い利率を得ることが可能です。何もせずともお金を増やせるチャンスをさらに強められるのです。

定期預金の投資結果は、その他の投資に比べれば確かに多少見劣りしますが、それは「積極的に自分で投資を行なわなくてよい」というメリットの引き替えでもあります。本当に投資活動をやるのであれば、定期預金のように、ただ資金をつぎ込んで後は何もしないなどといった方法で利益を上げるなどまず不可能です。自分が投資した分野の動向に毎日目を光らせ、戦略的に立ち回る必要があります。ときには自分が投資したものを売却するなどといった選択も必要ですし、失敗すれば資産を失うリスクもあります。旗色が思わしくないとき、早めにその投資の回収を諦め、損切りをする思いきりも必要になるでしょう。毎日の自分の本業がある方は、本業と同時進行でこれらのことをこなさなくてはなりません。投資で利益を上げるのは、大変な労力を要するのが実情なのです。

以上のようなことを思えば、定期預金のリターンの低さもやむをえないということがわかるでしょう。一見すると見劣りするその結果も、自分が積極的な投資活動を行なわなくて済む範囲では高水準なのだとご理解ください。

したがって、定期預金もやはり「意味がない」とまでは言えないのではないでしょうか。これは「自分で投資活動を本格化させる余裕がない方」にとっては必要な投資先です。定期預金で少しでも高いリターンを得たいのであれば、少しでも高い利率で定期預金を組める金融機関を探し、そこに資金を集中させるとよいでしょう。